実際のバッテリーリフレッシュ作業⑧ 衛星通信BGAN Thrane&Thrane 403686L

実際のリフレッシュ作業の⑧はBGAN403686Lです。
インマルサット社が提供する通信衛星を利用したデータ通信機のバッテリーです。
報道関係、海上や航空の分野、自治体などにも需要がある様です。

電波の無いところで使用する電話機や通信機です。電源もない事がほとんどかと思います。
バッテリーは非常に重要になってきます。

今回はバッテリー現物に「故障品」と書かれたメモが付けてありました。
故障・・・・??

開けてみます・・・

開きました!
ボンドでセルを固定してあり、いつも苦戦します。
中身は3セル、10.8Vです。

制御基板でセル1本づつの電圧を個別に監視しているのがわかります。

今回は基板ごとケースから取り出し作業します。

セルに液漏れの形跡/腐食が見られます。
端子電圧はもちろん出ていません。

(基板さえ無事ならば・・・・)

基板の導通確認をします。
制御基板/端子は大丈夫のようです。
(いける!)

交換する新品セルを準備。
セル電圧のグループ分けと絶縁処理をします。

導線から劣化セルを切り離し、溶接した新品組電池を接続します。

接続完了!
ケースに戻していきます。

接着/乾燥に移ります。
この工程で仕上がりに差が出ます。

~ 充分な乾燥と固定時間を取るためここからは翌日の作業です ~

接着の固定を外し、端子を念入りに清掃します。

充電前のセル本来の数値ですが、「故障品?」の端子電圧が正常に復活しました。
使えなくなったのは故障ではなく、セル(内部充電池)の劣化と寿命ですね。(液漏れもありましたが・・)

充電検査、清掃を経て完成となります。

使えなくなったバッテリーはよみがえります!よみがえらせます!
是非とも当店にご相談下さい!

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